1994.1-1994.12
世間からは完全ノーマークな事を良い事に「ボP達ムリでーす」的な甘ったれたスローガン?のもと
楽しい事を模索したり、体感しちゃったりな日々が多く有った1年だったと思います。
ブッキングもまだまだフル稼働にはほど遠いにせよ
(スケジュール表に『ヒマ日』とか平気で載せてた位ですから苦笑)
空き日を利用してTASCAM688(カセット8tr!懐かしい)でデモテープ作りに精を出し
地元バンド君と親交を深めたり、レーベルまがいの事を徐々に本格化してみたり、、、。
KRUSH GROOVEの1st CDで初めて全国発売!をしたのがこの年でした。
当時の自分は31歳、ろくすっぽ判っても無いくせに世の中判った風に勘違いする頃デス。
何となく軌道に乗り始めてた頃だったので良くも悪くも調子にのっていたんではないでしょうか?苦笑。。
今思えば知らないって怖いよなぁ、だったり勘違いな情熱でも何とかなるんだなぁって思います赤面。
スケジュール表の表紙の写真を並べてみるとバラエティーに富んでいながらも今のルックに近いものを感じます。
振り返って5周年イベントを見ても千葉バンドをちゃんと押さえつつも広がりを出し、今のルックの原型が有ります。
って言ってもあくまでもそれは結果的な部分でまだまだその頃のボPは今と決定的に違う思考回路だったし
自分自身の矛盾に気付くまで、そしてシフトチェンジするまでには相当な時間がかかります、、、。
まだまだこの頃は地元バンド君が8〜9割くらい?たまに都内やら地方からのバンドが出演する位な感じでした。
時代は「千葉と言えば市川、遠くても本八幡」で、千葉まで来るバンドはほんの一握り。
でも無理して来てもらう事なんてしてこなかったのは今にして思えば良かったなぁって思います。
というかいまだにあまりこちらから「出て下さい」って言う事ってほとんどないんです。
基本は「出たいバンドが出る」ってのは昔も今も変わらないところです。
千葉駅工事に伴って総武本線下にあった屋台が現京葉銀行文化プラザのだだっ広い空き地に有ったのですが
現LOOK前のマンションの場所に移動して来たのが2月。
屋台に迷惑かけたり、出演者が出番まで屋台で呑んでて迎えに行ったり苦笑、今にして思えば楽しかった事にします笑。
住所が「富士見町」ではなく「富士見」だって気付いたのもこの年デス。バカにもほどがありますね苦笑。
以前から何度となく調査に来ていた著作権協会からいきなり過去の分まで請求が来て世間の世知辛さを知りました。
だって最初から「払う」って言ってたのに一切請求してこないでいきなりド〜ン!って言われても、、ブツブツ。
バンドと動員のカケをして負けて坊主になったってのもありました。
なんならその月(12月)のスケジュール表の表紙はボPです笑。
なんだか某神戸STAR CLUBみたいな事やっててで恥ずかしい苦笑。
現LOOKのチーフエンジニアとなる青木少年が音響見習いデビューだったり
1月で辞めたはずのバイト"女王"紫乃が半年もしないで復帰しその後君臨だったり
現Plastic Treeな有村少年がバイトしてたのもこの年の事デス。
この頃は今にして思えば大して仕事もしてなかったので良くスタッフで呑みに行ってはケンカして、、、
弊社スタッフがけんかっ早いのはこの頃の名残でしょうか苦笑。
1月…THe C&Cのプロフィールにもある通り、まさかまさかのキャンセルが相次ぎ意と関わらずワンマン。動員4人だったらしい。
2月…このころはまだウエディングパーティーとか受けていたようです。
3月…LOOKさん初のフルブッキングだったのではないでしょうか?パチパチ。今と違って学生さんの出演率が高かったので卒業シーズン!って事で昼夜やってたりもしてます。
4月…スタッフに隠れファンが多かった、「あか」がデモテープ発売。(毎年野外でビキニだったドラムさんがいたバンドです)
5月…わざと連休になるような空き日の作り方をしていて潔いんだかやる気が無いんだか、、、苦笑。
6月…長寿イベント、10代限定の「青春ララバイ」発見!!
7月…Plastic Tree初登場!。って、こちらとしてはバイト君のバンドが出演ってイメージか?
8月…当時まったくただの少年達だったヌンチャクが初登場!。
9月…福島よりFINE(後のSPACE COMBINE)初登場!。今にして思えばその後のロッテンオレンジアーティストがこの時期に集中して出演してたんです。
10月…GARLIC BOYSとヌンチャクが歴史的遭遇。その後、一大ムーブメントが起きるとはそのとき誰も知る由もない。
11月…後にヌンチャクと共に柏の二大勢力となるDEATH FILEが初登場。これまたただのメタル好きな少年達であった。
12月…ムリクリな感も否めないが苦笑、ちゃんとした周年イベントを5年目に初めて行う。
当時の出演者がそのまま反映された内容でビートパンク、ハードロック,メタル,ハードコア,ビジュアル、パンク、R&R、唄ものから高校生イベントまでバラエティー豊かなジャンル具合。
その後「千葉LOOK」を世に広めたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTも初登場!デス。